お茶で痩せる

ここでは、「お茶で痩せる」 に関する記事を紹介しています。

お茶で痩せる

お茶

ダイエットのためにお茶を飲むようにしている方、多くいらっしゃると思います。
脂肪の吸収を抑える効果があるとトクホ(特定保健用食品)の認定を受けているお茶もあります。

日本では長く緑茶の文化がありますが、最近では国産の烏龍茶や紅茶も作られています。
お茶好きの私としてはうれしい限りです。
実は私、15年程前から中国茶の魅力にはまり、中国茶のインストラクター・アドバイザーの資格を
取得しています。

今日はお茶で痩せることができるのかお伝えします。


一般的にお茶といわれるものには、茶の木の葉をもとに作られるもの(茶)と、茶の木の葉以外の
原料をもとにして作られるもの(茶外茶)の大きく2つに分けられます。

前者は緑茶をはじめ、烏龍茶、紅茶、プーアール茶などがあげられます。
後者は杜仲茶、黒豆茶、センナ茶、その他いろいろありますね。

今日お伝えするのは前者の茶の木の葉をもとに作られたものについてです。
後者については、また後日、お伝えする機会があればと思います。


茶の起源

茶とはチャノキ(学名:カメリアシネンシス)というツバキ科の植物の葉や茎を加工して作られる
飲み物のことです。

茶の発祥地は中国南部の雲南省からインドのアッサム地方にかかる山地であるという説が一般的です。
中国の唐の時代の学者であり禅師である「陸羽」が世界最古の茶の本である「茶経」を著したのが
760年のことなので、それ以前から茶は飲まれていたことがわかります。
広く一般に飲まれるようになったのは宋の時代だとされています。

茶はもともと「解毒剤」として飲まれているものでした。
「お茶を一服」という言葉はこれに由来するともいわれています。

日本には奈良・平安時代に仏教とともに茶が伝わりました。当時は修行の際の眠気覚ましとして
使われていました。
現在でもお茶に含まれるカフェインの効果で、飲みすぎると眠れなくなったりしますよね。

古くは僧侶、貴族の飲み物だった茶は、江戸時代にようやく庶民の口に入るようになります。
江戸時代以前のお茶は抹茶に近く、現在のような煎茶の形になったのが江戸時代だったのです。


茶の種類

茶の製造方法の違いにより大きく分類されます。
緑茶に代表される「不発酵茶」、烏龍茶に代表される「半発酵茶」、紅茶に代表される「発酵茶」、
プーアール茶に代表される「後発酵茶」です。

ここでいう「発酵」とは茶葉に含まれるタンニンを酸化させることを指し、茶葉を揉むことにより
茶葉に含まれている酸化酵素を活発にさせることによって行われます。酸化=発酵が進むと、
茶葉の葉緑素が破壊され褐色になっていきます。また香りが強く、風味が増していきます。

茶の木の育つ環境、気候などの条件によって茶葉の大きさなどに変化があるため、向き不向きは
ありますが、同じ茶葉で緑茶も紅茶も作ることは可能です。


茶の成分

いろいろな成分が含まれていますが、その中の代表的なものが以下になります。

 ・テアニン
 
  お茶の甘みのもとになるアミノ酸の一種で、お茶の葉特有の成分です。
  他にもグルタミン・アスパラギンなど11種類のアミノ酸がお茶には含まれています。

 ・カテキン

  お茶の渋みのもとになるタンニンを形成する成分の一部です。味の上でタンニンが多いと
  渋くて飲みづらいお茶になりますが、このタンニンを形成する成分の中のカテキンには
  生活習慣病を抑制する働きや殺菌作用があるとされています。トクホに指定されるお茶の
  有効成分はこのカテキンによるものです。

 ・カフェイン

  お茶の苦味のもとになります。新茶にもっとも多く、摘み取る時期が遅くなると少なくな 
  ります。カフェインには覚醒、強心、利尿作用があることが知られています。

 ・ビタミンC

  お茶に含まれるビタミンCはカテキンとの相乗効果で熱に強く、特に一煎目に多く含まれます。
  ぬるま湯の中に長時間おくと、抽出されたビタミンCは破壊されてしまうので、淹れたお茶は
  なるべく早く飲むようにすると無駄がありません。


ダイエット効果と健康効果

トクホの指定を受けているお茶の大半は「脂肪の吸収を抑える、体に脂肪がつきにくい」と
いう効果をうたっています。これは、お茶に含まれる「カテキン」の成分によるものです。
烏龍茶に含まれる「烏龍茶ポリフェノール」は「カテキン」が結合してできる烏龍茶特有の
成分です。

着目すべきは「脂肪の吸収を抑える」という点です。
すでに体についている脂肪を分解するのではなく、これから摂る食事による脂肪がつくことを
抑制するという意味です。

烏龍茶やプーアール茶には確かに脂っこい食事をする時に口の中をさっぱりとさせる効果が
あります。食べ物に含まれる油分を分解する効果はあると思われます。しかし、すでにお腹に
ぽってりとついた皮下脂肪や内臓脂肪を分解し、減らす効果はありません。
体についた脂肪を減らすには、脂肪のエネルギーを体を動かすためのエネルギーに変える必要
があるためです。

「お茶を飲むだけで痩せる」ではなく、「お茶を飲むことで新たに脂肪がつくことを防ぎ、
さらに運動をすることですでについている脂肪を燃焼させ痩せる」が正解です。


一方、健康効果は非常に高いと思います。

カフェインの利尿作用により、むくみを改善します。ビタミンCによる抗酸化作用は美肌に
つながります。カテキンの抗菌作用は虫歯予防やインフルエンザ予防になるとされています。

私が一番おススメしたいのは、テアニンによるリラックス効果です。
ストレスが溜まったとき、ちょっとイラついたとき、お茶を一杯飲み、その香りを楽しむと
ふっとリラックスできます。

疲れを感じたとき、ゆっくりお茶を淹れてくつろぐ時間をぜひ作ってください。
実はそれがダイエットへの一番の近道かもしれませんよ。


仁依菜
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